自主製品制作
自主製品とは
日中活動のひとつとして「自主製品製作」があります。はーと工房では、利用者一人ひとりの体調や要望に合わせた作業内容を提供し、オリジナルの「製品」づくりに取り組んでいます。自主製品を作る事によって、受注作業とは違った「作る喜び」「売れる楽しさ」「達成感」などを味わう事が出来ます。また、自主製品の製作・販売には多くの地域の方々に関わって頂いており、地域交流の一環となっています。
さき織製品
さき織とは、たて糸は普通の糸、よこ糸代わりに細くひも状に裂いた布を織り込む織物をさき織と言います。
選ぶ糸や布によって一つ一つ違った柄になり、世界でたった一つのオリジナル作品を作ることができます。
はーと工房では3台の織機に、7台の卓上織機を使って作業をしています。一見難しそうに見えますが、専門の職員や地域のボランティアさんが丁寧に指導してくれますので、初めての方でも安心して作業ができます。
布を裂いたり、販売する時のディスプレイを考えたり…と、織るだけではなく沢山の作業がありますので、作品を制作する過程で、自分に合った作業を見つけてください。
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一口メモ
日本でさき織が盛んになったのは江戸時代、贅沢禁止令が発令され新しい布地を使えなくなった人々が古い布を裂いてよこ糸とした、つまりリサイクル精神から始まったとされています。
ビーズ製品
自主製品の1つにビーズ作品があります。キラキラしたカラフルなビーズは、地域のバザーでも大人気です。お好きな形、色の組み合わせで自由に製作して頂けます。難しい作業はありませんので、是非一度体験してみてください。
紙製品
ポチ袋やブックカーバーの製作をしています。和紙を使った製品は、外国の方や、お土産に大人気です。あなたのアイディアを生かして新しい作品を作る事も可能です。一緒に面白い作品を考えて作ってみませんか。